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岸本聖子 著
モダリティ表現にまつわる事実性の意味論
判型:A5 判・ソフトカバー/頁数:約160 頁/定価:5400 円+ 税
現代フランス語のモダリティ表現である法助動詞DEVOIR, POUVOIRおよび接続詞SIがそれぞれ持つ事態の事実性を扱う用法(それぞれ真理的用法,譲歩用法,事実用法)について,その機能と特徴を明らかにする.分析の指針として,「聞き手」の存在および「発話」レベルを念頭においた分析の必要性を論じ,談話的,さらには認知語用論的な観点の導入を試みる.モダリティ表現がなぜ事実的事態を表せるのかという疑問に迫る.
序論
第1部 問題のありかと理論的枠組み
第1章 モダリティ表現の研究をめぐる理論的背景と問題点
第2章 モダリティ表現に関わる間主観性と情報共有性
第2部 事例研究
第3章 法助動詞DEVOIRの真理的用法とその語用論的意味効果
第4章 法助動詞POUVOIRの譲歩用法とその語用論的意味効果
第5章 接続詞SIの事実用法とその語用論的意味効果
第3部 総括と展望
第6章 モダリティ表現における事実を反映する用法と間主観性
結論
参考文献
著者/岸本聖子 [きしもと せいこ]
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了.博士(言語文化学).愛知県立大学准教授.
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